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コラム「神楽坂のオフィスから」

花柳界と地域を繋ぐ

2020年8月5日

“江⼾の粋”を残すまちとしてメディアにも頻繁に取り上げられる神楽坂。いまでは⽼舗や料亭の多くが姿を消してしまいましたが、かつては何⼗軒もの料亭と何百⼈もの芸者衆であふれ、花柳界⽂化が花開いた⼟地でした。その隆盛期は過去のものでも、今も神楽坂は4軒の料亭と約20⼈の芸者衆から成る東京に残る数少ない花街の1つであり、その育んできた”粋“な⽂化は、⽯畳の路地や店の佇まい、しつらえ、そして何より、まちの⼈々の暮らし⽅、⼼意気、おもてなしの⼼などに「⾒えない遺伝⼦」として受け継がれ、神楽坂の魅⼒を底辺で⽀え続けています。

そんないつまでも忘れずにいたい伝統の⽂化、おもてなしの⼼を、花柳界と地域住⺠が連携して、まちの次代に伝えたい財産として⼀般の⽅々にも広める企画は、2000年代の新たなまちづくり活動として注⽬を集め、現在まで神楽坂が誇る地域⽂化企画として継続しています。

「着物トーク 夏栄姐さんの着物談義」

開催⽇:2005年4⽉
会場:神楽坂毘沙⾨天善國寺書院
主催:NPO法⼈粋なまちづくり倶楽部
協⼒:東京神楽坂組合

「ざ・お座敷⼊⾨」

開催⽇:2005年10⽉〜 年1回開催
会場:東京神楽坂組合・⾒番
主催:神楽坂まち⾶びフェスタ実⾏委員会
協⼒:東京神楽坂組合
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「連続講座 花柳界から学ぶ
“おもてなし・しつらえの⽂化”」

開催⽇:2006〜2008年 計6回開催
会場:神楽坂毘沙⾨天善國寺書院
主催:NPO法⼈粋なまちづくり倶楽部
協⼒:東京神楽坂組合
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