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2018年7月7日 日本ヘルマンハープ振興会『日本ヘルマンハープ振興会会報 Vol.43(春夏特大号)』寄稿

日本ヘルマンハープ振興会の『日本ヘルマンハープ振興会会報 Vol.43(春夏特大号)』(2018年7月7日発行)に寄稿しました。

伝統と先端が融合する街・神楽坂の文化を育む

今でこそ人気の街として連日大変な賑わいの神楽坂ですが、私が引っ越してきた2000年頃の神楽坂は日曜日には人影もまばらな状態。新住民ながら、江戸の粋と花街の艶を感じさせる、路地と坂の街の魅力は本来こんなものではないはずという思いから、NPO粋なまちづくり倶楽部の活動に加わり、同時にまちの手づくり文化祭「神楽坂まち飛びフェスタ」の実行委員長として活動を始めて15年。この間、文化事業実施のために(株)粋まちも立ち上げました。

芸者さんとのお座敷遊び体験、「神楽坂落語まつり」等の落語会、街じゅうが伝統芸能で溢れる「神楽坂まち舞台・大江戸めぐり」など、江戸の昔から神楽坂が受け継いできた伝統文化を中心にイベント等を手掛けてきましたが、実は神楽坂の文化の魅力は常にその時代の先端、ホンモノを受け入れ育んできたことにあります。そんな魅力を伝える担い手になりたいと思う中、神楽坂に東京の拠点を移されたヘルマンハープの梶原ご夫妻と出会ったのです。ヘルマンハープは、そのまさにホンモノ。楽器の魅力、そのストーリー、そしてご夫妻の取組み姿勢に感動して、早速NPOのメンバーやまち飛びフェスタ参加へお誘いしてしまいました。伝統と先端が融合する神楽坂。ヘルマンハープがその文化の一つとして神楽坂に根付いてくださることを心から願っています。

日本ヘルマンハープ振興会 公式ウェブサイト